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代名詞

人称代名詞

称代名詞は、人称の区別を示す語です。 人称代名詞は、人称・数・格(および3人称の場合は性)に応じて次の形になります(表1)。

【1. 人称代名詞の格変化】
1人称 2人称 3人称
単数 複数 単・複同型 単数 複数
主格 I we you he she it they
所有格 my our your his her its their
目的格 me us you him her it them

指示代名詞

指示代名詞は人や物を指し示したり、 既出の語句や節を指し示す語です。 指示代名詞には、this, these, that, those があります。

  1. That’s what I wanted to say. それが言いたかったんだ。 (that’s = that is)

所有代名詞

所有代名詞は、「…のもの」という所有物を単独に表現する語です。 所有代名詞には、mine(例文1), yours, his, hers, ours, yours, theirs があります。 it に対する所有代名詞は存在しません。 所有代名詞はすべて第三人称として扱います。 指し示す内容により、適宜単数や複数として扱います(例文1、2)。

  1. Her computer is expensive, but his is cheap. 彼女のコンピュータは高価なものですが、彼のものは安物です。
  2. Her glasses are expensive, but his are cheap. 彼女の眼鏡は高価なものですが、彼のものは安物です。

不定代名詞

不定代名詞は、漠然と不特定の人や物を表す語です。 代表的な不定代名詞に、 all(例文1), another(例文2), anybody(例文3), anything(例文4), both(例文5), each other(例文6), either(例文7), everybody(例文8), everyone(例文9), everything(例文10), neither(例文11), nobody(例文12), no one(例文13), none(例文14), nothing(例文15), one(例文16), one another(例文17), other(例文18), same(例文19), somebody(例文20), someone(例文21), something(例文22) があります。

  1. That’s all. それで全てです。
  2. Please show me another. 別のを見せてください。
  3. Anybody can do it. 誰でもそれはできる。
  4. Anything is better than nothing. どんなものでも無いよりはましだ。
  5. We love each other. 私達はお互いを愛している。
  6. I don’t want both. 両方は欲しくない。
  7. I don’t want either. どちらも欲しくない。
  8. I want neither. どちらも欲しくない。
  9. Everybody knows the fact. 誰もがその事実を知っている。
  10. Everyone knows the fact. 誰もがその事実を知っている。
  11. Everything is now ready. 全てもう用意出来ている。
  12. There was nobody in the room. 部屋には誰もいなかった。
  13. There was no one in the room. 部屋には誰もいなかった。
  14. None of them are in the room. 部屋には彼らのうち誰もいなかった。
  15. I know nothing about it. 私はそのことについて全く知らない。
  16. Which one will you take? どちらをお取りになりますか?
  17. They helped one another. 彼らは互いを助け合った。
  18. Be kind to others. 他人にやさしくなれ。
  19. I want to have the same as yours. 私もあなたと同じ物が欲しい。
  20. There is somebody at the door. 玄関に誰か来ている。
  21. There is someone at the door. 玄関に誰か来ている。
  22. I want sometnig to drink. 何か飲み物が欲しい。

再帰代名詞

再帰代名詞は、「彼は自分を誉める」のような表現で 「自分を」や「自分に」という意味を表す語です。 再帰代名詞には myself, ourselves, yourself, your selves, himself, herself, itself, themselve があります。 再帰代名詞は、 主語の行為が主語自身に向けられることを表す再帰表現において、 「自分を」、「自分に」という意味を表すだけでだけでなく、 再帰動詞と共に用いられたり、 成句的表現にも多く用いられます。

疑問代名詞

疑問代名詞は名詞を問う疑問詞です。 疑問代名詞には who, what があります。 who は格による区別があり、は所有格 whose、目的格は whom となります。 名詞を伴わずに代名詞的に用いられた疑問形容詞 which も一般に疑問代名詞と呼びます。

  1. Who is this? こちらは誰ですか?
  2. What is this? これは何ですか?
  3. Which is expencive? どちらが高価ですか?

関係代名詞

関係代名詞は、名詞に節を結び付け名詞成分を作る語です。 関係代名詞には who(例文1), which(例文2), that(例文3), what(例文4) があります。 このうち who だけは、主格、所有格、目的格のそれぞれで、 who, whose(例文5), whom(例文6) と別の形を持ちます。 (whom を who で代用することも多い。)

関係代名詞によって結び付けられる名詞を先行詞と呼びます。 who は先行詞が人のときに用いられ、which は先行詞が事物・動物の時に用います。 that は先行詞の種類によらず使うことが出来きます。 what はそれ自身に先行詞を含んだ関係代名詞です。 関係代名詞が節の中の目的語を表す場合、関係代名詞を省略することがあります(例文3)。

  1. Do you know the girl who is singing on the stage? 舞台で歌っている少女を知っていますか?
  2. The book which is on the desk is written by Stephen Hawking. 机の上にある本はスティーブン・ホーキングによって書かれました。
  3. I lost the mobile phone (that) I had bought a week before. 一週間前に買った携帯電話をなくしてしまった。
  4. That’s not what I want to say. それは私が言いたいことではありません。
  5. A child whose parents are dead is called an orphan. 両親のいない子どもは孤児と呼ばれます。
  6. Do you remember the woman whom we met the other day? 先日会った女性を覚えていますか?

先行詞と、関係代名詞節の間にカンマ「 , 」を打つことで、 関係代名詞に指示代名詞的な意味を持たせることがあります。

  1. In the city I came across an old friend of mine, who treated me a good dinner. 街で私は旧友に出くわし、その旧友は豪華な食事を奢ってくれた。
  2. He said he knew the man, which was a lie. 彼はその人を知っていると言ったが、それは嘘だった。

関係代名詞節で関係代名詞に対して前置詞が用いられる場合、 関係代名詞が who, which, what であれば、 それを関係代名詞の直前に置くことがあります。

  1. This is the man whom I played tennis with yesterday. こちらが昨日一緒にテニスをした人です。
  2. This is the man with whom I played tennis yesterday. こちらが昨日一緒にテニスをした人です。
Last Update : 2009.01.11, Author: でるたま~く
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