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格の表現

1格(主格)

1格は主語(例.1, 2)および sein 動詞の述語(例.2)の立場です。

【例:主格の立場】
  1. Er schenkt seiner Freundin eine Blume. 彼は彼のガールフレンドに1輪の花をあげます。
  2. Sie ist eine gute Lehrerin. 彼女は良い先生です。

2格(属格)

2格は名詞の付加語的立場です。一般の名詞が2格を取る場合は、2格を示す冠詞と共に用います(例A.1)。人称代名詞の場合では、2格は慣用的な使い方(例A.2, 3, 4)以外には使われず、所有の関係を名詞に付加するには所有冠詞を用います。

【例A:属格の立場】
  1. Wir feiern den Geburtstag des Vaters. 私達は父の誕生日を祝います。
  2. Eines Tages rief Heinz mich an und sagte, daß er mich liebt. ある日ハインツは私に電話をし、愛していると言いました。
  3. Meines Wissens ist Tasturo in Saitama geboren. 私の知るところでは、達朗は埼玉で生まれました。
  4. Ich bin der Meinung, daß Anita sehr intelligent ist. 私はアニタはとても賢いという意見です。

固有名詞が2格をとる場合は、名詞の語尾に -s を付ける(例B.1, 2)。もし、名詞が -s, -ß, -x, -z などで終わる名詞であるなら、 von やアポストロフ「 」などを用います(例B.3)。2格の固有名詞に冠詞などが付き、格が明示できる場合は、名詞の語尾に -s は付けません(例B.4)。

【例B:固有名詞の属格】
  1. Heute ist Anitas Geburtstag. 今日はアニタの誕生日です。
  2. Wir freuen uns über den Wiederaufbau Dresdens. 私達はドレスデンの復興を喜んでいます。
  3. Das ist die Brille von Heinz. / Das ist Heinz Brille. これはハインツの眼鏡です。
  4. Heute ist der Geburtstag unserer Claudia. 今日は私達のクラウディアの誕生日です。

3格(与格)

3格は間接目的語の立場であり、日本語の「に」の付く名詞の立場におおよそ相当します(例.1, 2)。また、体の一部の持ち主を表すような場合もあります(例.3)。

【例:与格の立場】
  1. Er schenkt seiner Freundin eine Blume. 彼は彼のガールフレンドに1輪の花をあげます。
  2. Die Frage ist mir zu schwer. その質問は私に難しすぎます。
  3. Sie putzt dem Baby den Popo. 彼女は赤ちゃんのお尻を拭きます。

4格(対格)

4格は直接目的語の立場であり、日本語の「を」の付く名詞の立場におおよそ相当します(例.1)。独立して時を表すこともあります(例.2, 3, 4, 5)。

【例:対格の立場】
  1. Er schenkt seiner Freundin eine Blume. 彼は彼のガールフレンドに1輪の花をあげます。
  2. Ich fahre diesen Sommer nach Spanien. 私はこの夏にスペインへ行きます。
  3. Ich fahre nächsten Sonntag nach Spanien. 私は次の日曜日にスペインへ行きます。
  4. Ich habe ihn letzte Woche getroffen. 私は先週彼に会いました。
  5. Wir haben uns lange Zeit nicht gesehen. 私達は長い間会っていません。
Last Update : 2009.01.17, Author: でるたま~く
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