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形容詞化

現在分詞

現在分詞とは、不定形の語幹に -end をつけたものです(表)。現在分詞は「…している」「…しつつある」という意味を表す形容詞のように用いられ、形容詞と同じ格語尾を用いて名詞を修飾します(例.1)。また、形容詞の副詞的用法に同じく、動作の様態などを表すこともできます(例.2)。

【例:現在分詞】
  1. Der jetzt schlafende Student hat gestern auch geschlafen. その今眠っている学生は昨日も寝ていました。
  2. Sie grüßte lächelnd den Gast. 彼女は微笑みながら客に挨拶しました。
【表:現在分詞】
不定形 schlafen sein tun sammeln ändern
現在分詞 schlafend seiend tuend sammelnd ändernd

過去分詞

過去分詞とは、原則として不定形の語幹の前後に ge と t を付けたものです。過去分詞は完了形や受動文に用いられる他に、「…される」、「…された」という受動的な意味(他動詞の場合)や、「…した」という完了の意味(自動詞の場合)を表す形容詞のように用いられます。不規則変化動詞や外来語から来た動詞の等での過去分詞の作り方は、原則とは若干異なります(表)。過去分詞が名詞を修飾する場合、形容詞と同じ格語尾を付けます(例.1, 2)。形容詞の副詞的用法と同じように、動詞の様態などを表す働きをさせることも出来ます(例.3)。

【例:過去分詞】
  1. Ich habe ein gekochtes Ei gegessen. 私はゆで卵を食べました。
  2. Ich erinnere mich an die vergangenen Tage in Berlin. 私はベルリンでの過ぎ去った日々を思い出しました。
  3. Er ging beruhigt ins Bett. 彼はほっとして床につきました。
【表:過去分詞】
規則動詞
(弱変化)
不規則動詞
(強変化 )
不規則動詞
(混合変化)
不定形 lernen gehben denken
過去分詞 gelernt gegeben gedacht
-ieren -eien
で終わる外来語
非分離動詞 分離動詞
不定形 probieren / prophezeien verkaufen anrufen
過去分詞 probiert / prophezeit verkauft angerufen

zu不定詞

zu不定詞とは、動詞の不定形の前に zu を付けたものです。 zu不定詞は、直前の名詞を修飾する働きをもちます(例.1)。不定形の目的語を zu の前に置くことができ、その際 zu不定詞句の直前にコンマ「 , 」を打ちます(例.2)。

【例:zu不定詞による形容詞化】
  1. Ich habe kein Buch zu lesen. 私は、読むような本を持っていません。
  2. Ich habe keine Zeit, mit dir zu reden. 私には君と話していられるような時間はない。

未来受動分詞

未来受動文詞は、他動詞の現在分詞の前に zu を置いたものです。形容詞と同様に語尾を付けて名詞を修飾し、「~されるべき…」「~されうる…」という意味を表します。

  1. Die von den Schülern zu lesenden Bücher sind verschwunden. 生徒が読むにふさわしいような本がなくなった。
Last Update : 2009.01.17, Author: でるたま~く
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