第2章 文の構造 NEXT »

文の種類

語の構成による分類

語(または単語)は文を構成する最小の単位です。

文は使われる語による構成上、 一つの語からなる文(例.1)、 句からなる文(例.2)、 節からなる文(例.3)、の3つの種類に分類できます(表)。

【表:単語の構成による文の分類】
一つの語からなる文 一つの語だけで作られる文。
句からなる文 2つ以上の語で作られるがそこに主語と動詞の組みを含まない文。
節からなる文 主語と動詞の組みを含む文。
【例:単語の構成による文の分類】
  1. Danke. ありがとう。
  2. Bis bald. じゃ、またね。
  3. Ich liebe dich. 私は君を愛してる。

文を語のレベルから分類した場合、以上のように分類できますが、本サイトで「文」という言葉を用いる場合は、通常、上記の節からなる文を指しています。実際、句からなる文及び一つの語からなる文は、節からなる文の余分な部分を省略した表現として考えることが出来、また場合によっては慣用表現や単語の知識として扱うことが出来るからです。

節の構成による分類

節は主語と動詞との組です。

文は、節の並べ方に着目することにより、 単文(例.1)、重文(例.2)、 複文(例.3)、混合文(例.4)、の4つの種類に分類できます(表)。

【表:節の構成による文の分類】
単文 一つ節からなる文。
重文 2つ以上の文が、und, aber, oder などの並列接続詞で結ばれた文。
複文 主節(主題となる節)に従属節(従属接続詞、関係代名詞、関係副詞に導かれる節)が付随している形の文。
混合文 単文と複文、複文と複文が並列接続詞で結ばれた形の文。
【例:節の構成による文の分類】
  1. Ich mag sie. 私は彼女が好きです。
  2. Ich mag sie, aber sie mag mich nicht. 私は彼女が好きですが、彼女は私が好きではありません。
  3. Als ich Kind war, mußte ich immer arbeiten. 子どもの頃、私はいつも働かなくてはなりませんでした。
  4. Als ich Kind war, mußte ich immer arbeiten, aber ich hatte eine nette Freundin. 子どもの頃、私はいつも働かなくてはなりませんでしたが、優しい彼女がいました。

役割による分類

文は、文の持つ役割から 平常文(例.1)、疑問文(例.2)、 命令文(例.3)、感嘆文(例.4)、と、構造の異なる4種に分類が出来ます(表)。

【表:役割による文の分類】
平常文 ある事柄をそのまま述べる文。平常文には肯定的に断言をする肯定文と、否定の副詞 nicht などを用いて否定の内容を表す否定文がある。
疑問文 質問や疑問を表す文。
命令文 命令・依頼を表す文。
感嘆文 感嘆の気持ちを表す文。
【例:役割による文の分類】
  1. Ich mag sie. 私は彼女が好きです。 / Ich mag sie nicht. 私は彼女が好きではありません。
  2. Kann ich Ihnen helfen? 手伝いましょうか?
  3. Entschuldigen Sie bitte! すみません。
  4. Wie schön sie ist! 彼女はなんて美しいのだろう!
Last Update : 2009.01.18, Author: でるたま~く
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